🚘【現役教習指導員が解説】夏の運転トラブルに要注意!よくある5つのケースと予防策

🚘運転教習 実践編

夏の運転、車もドライバーも「限界」かも?

真夏の車内、乗り込んだ瞬間の熱気、なかなか冷えないエアコン…
それだけでストレスなのに、車自体もダメージを受けやすくなっていることをご存じですか?

現役教習指導員として毎日車に乗っている私が、夏に起きやすい運転トラブルとその対策を徹底解説。
さらに、「実際に自分が困った体験」も交えて、リアルに役立つ情報をお届けします。

👉 快適なカーライフを守るアイテムが知りたい方はこちらもどうぞ:
【現役指導員が選ぶ】夏の運転用必須アイテムTOP5


夏に多い運転トラブル一覧

トラブル内容主な原因主な対策
バッテリー上がりエアコンの酷使/高温で劣化/室内灯の消し忘れ点検・交換/電装品の節電/消し忘れ注意
エアコン故障ガス漏れ/コンプレッサーやファンの不具合点検・ガス補充/異音チェック/清掃
オーバーヒート冷却水不足/ラジエーターやポンプの故障冷却水管理/水温チェック/点検
タイヤトラブル空気圧変動/ゴムの劣化空気圧管理/溝とひびの確認/早めの交換
電装品の誤作動熱暴走/過剰な電力使用日除け/使用タイミングに注意

1. バッテリー上がり|エアコンと高温のダブルパンチ

✔ 原因

  • エアコンの過剰使用(特に渋滞・アイドリング時)
  • 高温で液が蒸発 → バッテリー劣化が加速
  • ルームランプやハザードの消し忘れ・半ドア

✔ 対策

  • バッテリーの点検(液量・電圧・端子の腐食チェック)
  • 3~5年を目安に交換検討
  • エンジン停止中の電装品使用を最小限に

🔧 実話ひとこと
去年の夏、朝いざ出勤しようとしたらエンジンがかからない…バッテリー上がりでした。

前日の夜、買い物中に子どもが室内灯をつけっぱなしにしたのが原因。JAFを呼び、猛暑のなか1時間待ち…。それ以来、乗車後は必ず灯りを確認する癖がつきました。


2. エアコン故障|「冷えない」「異音」に要注意

✔ 原因

  • ガスの漏れ
  • コンプレッサーの不調(異音あり)
  • コンデンサーや電動ファンの目詰まり・故障

✔ 対策

  • 夏本番前に点検&ガス補充
  • エンジンルーム内のゴミ・虫を除去
  • 異音や風量低下はすぐ整備工場へ

3. オーバーヒート|エンジンのSOSを見逃さない

✔ 原因

  • 冷却水(LLC)不足
  • ラジエーターの詰まり・劣化
  • ウォーターポンプやサーモスタットの故障

✔ 対策

  • 日常的に冷却水をチェック
  • 長距離運転前にラジエーター周りも確認
  • 水温計が上がったら無理せず停車&ロードサービスへ

🔧 実話ひとこと
新人の頃、教習中にオーバーヒート寸前で水温計が赤に。急いで安全な場所に止めたおかげで大事には至らず。**水温計は“命綱”**です!


4. タイヤのパンク・バースト|路面温度は60℃超えも!

✔ 原因

  • 高温で空気圧が上がりすぎて破裂リスク増
  • ゴムの劣化/ひび割れ/釘や異物の踏みつけ

✔ 対策

  • 月1回は空気圧チェック
  • 溝・ヒビの確認(目安:4年経過なら交換検討)
  • 夏場の長距離走行前は必ず点検

5. 電装品のトラブル|精密機器も夏に弱い

✔ 原因

  • ナビ・ETC・ドラレコが直射日光で誤作動や故障
  • エアコンや電装品の同時使用でバッテリーに過剰負荷

✔ 対策

  • サンシェードで日差しをカット
  • 高温時は電装品の起動を少し待ってから
  • エアコン同時使用時は他の電装品を控えめに

教習でも伝えている「夏の車の健康診断」

車は人と同じ。
夏場は「熱中症」ならぬ「熱中故障」になりがちです。

普段からのちょっとした点検と気配りが、
あなたの命と家族の安全を守ります。


まとめ|夏のカーライフ、準備してからが本番!

✅ バッテリー点検と交換目安の確認
✅ エアコンの効き&異音に注意
✅ 冷却水と水温計を見逃さない
✅ タイヤの空気圧&劣化チェック
✅ 電装品は日除けとタイミングで守る

💡 これに加えて、暑さ対策の“味方アイテム”も準備すれば、まさに鬼に金棒です!
👉 夏の運転を快適にするカーアイテムTOP5はこちら


最後に|あなたはどのトラブル、経験ありますか?

「バッテリー上がったことある!」「片手だけ日焼けした!」
そんな経験、ありませんか?

もし思い当たることがあれば、ぜひコメントで教えてください。
このブログでは、運転指導員の視点から「リアルに役立つカーライフ情報」を発信しています。

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この夏の運転が、あなたにとって
「快適」と「安全」が両立する時間になりますように。


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