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お金の話になると、どうしても「貯める」「増やす」に意識が向きがちですよね。
もちろんそれは大事なことです。家計の黒字化や投資の仕組みを知ることは、資産形成の土台になります。
でも実は――
お金の価値は「どう使うか」で決まる んです。
今日はそんな「お金の使い方の練習」について考えてみたいと思います。
1,000円なら「気軽に試せる」
たとえば手元に 1,000円 があったとします。
この金額ならお菓子やランチ、ちょっとした本など、気軽に使えますよね。
そして「これ意外と良かった!」とか「これはちょっと微妙だったな…」とすぐに学びになる。
小さな金額だからこそ、失敗してもリスクが少ない。ここで経験を積むことができるんです。
1万円なら「ちょっと特別な体験ができる」
次に 1万円。
普段より少し背伸びをして、家族との食事やライブなど「体験」に使えます。
ここでも「これはいい使い方だった!」という満足感を得やすい。
1万円規模の使い方は、楽しさと学びがバランス良く得られる金額だといえます。
10万円になると「急に難易度が上がる」
では 10万円 ならどうでしょう。
家電や旅行、あるいは資格の講座などに充てる人も多いかもしれません。
ただ、この金額になると「本当に必要かな?」と迷うことが増えます。
失敗したときのショックも大きく、判断が難しくなってくるんです。
大金を前にすると「迷子になる人」が多い
さらに 100万円、1,000万円、1億円…
普段の延長線では考えにくい金額になると、多くの人が判断を誤ります。
なぜか?
理由はシンプルで―― 「使う練習」をしていないから。
大金を手にしても結局は、詐欺に遭ったり、価値に見合わないものに使ってしまったりする人が少なくありません。
お金って、ただ持っているだけでは上手に扱えるようにはならない。
少額での成功や失敗を繰り返してこそ、「自分にとって価値ある使い方」が見えてくるんです。
「貯める」と「使う」を両立させよう
もちろん、取り返しのつかない大きな失敗は避けたいものです。
でも、1,000円や1万円単位で「使って学ぶ」経験を積んでおかないと、いざ大きな金額を前にしたときに迷子になってしまう。
だからこそ、僕はこう思います。
「貯めること」だけじゃなくて「使って学ぶこと」も同じくらい大切。
お金は守るだけでなく、使ってこそ価値が生まれる。
そのバランスを取れる人が、最終的にお金とうまく付き合えるんじゃないでしょうか。
まとめ
- お金の価値は「どう使うか」で決まる
- 少額(1,000円〜1万円)は「練習の場」になる
- 大金を扱う前に、日常で使い方を学んでおくことが大切
- 「貯める」ことと「使って学ぶ」ことを両立させよう
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