家計にも“死角”アリ？まずは固定費の点検から

「毎月なぜかお金が残らない…」「節約がうまくいかない…」そんな悩みを感じていませんか？

実は、家計改善の第一歩は「食費を削る」などの我慢ではなく、固定費の見直しにあります。
一度見直すだけで長期間効果が続き、生活の満足度を下げずに家計に余裕を生むチャンスになるからです。

この記事では、固定費とは何か？から、見直しのコツ、そして実際の見直し事例まで紹介します。
「節約って苦手…」という方も安心して取り組める内容です。
ぜひ、この記事をきっかけに**“ムダに気づける家計感覚”**を身につけていきましょう！

固定費とは？見直しがカギとなる理由

固定費とは、毎月ほぼ決まって出ていく支出のこと。
以下のようなものが該当します：

これらは、使っていてもいなくても自動で引き落とされるという特徴があり、つい見過ごされがちです。
だからこそ、定期的な「点検」が重要なのです。

変動費（食費や日用品）と違い、固定費は一度見直せば半永久的に効果が続くものが多いです。
我慢も不要で、精神的な負担も少ないのが魅力。

例えば、スマホプランを変えて月3,000円節約するのは簡単ですが、食費を1万円削るのは難しいですよね。
固定費は“ラクして成果が出やすい”節約なのです。

月5,000円の見直しも、年間では6万円。
固定費の見直しは、**将来のゆとりにつながる“種まき”**でもあります。

大手キャリアで月8,000円以上払っていませんか？
今や**格安SIM（ahamo、povo、楽天モバイルなど）**なら月2,000円〜3,000円でも十分。
夫婦で乗り換えれば、月1万円近い節約も可能です。

「昔から入ってるから…」となんとなく払い続けている保険は要注意。

特に子どもの医療費は自治体で無料になるケースが多く、加入メリットが薄いことも。
保険は「人生が破綻するレベルのリスクに備えるもの」と考えると、本当に必要な内容が見えてきます。

動画・音楽・英語アプリなど、「いつか使うかも」で払い続けているサービスはありませんか？

この2点を基準に、リストアップして仕分けしてみましょう。
わが家では動画サブスクを3つ→1つに減らし、月1,500円を節約できました。

実際にわが家で固定費を見直した結果、こんな変化がありました：

これで年間約14万4,000円の節約に成功！
しかも、生活の満足度はまったく下がっていません。

固定費は、まるで**“支出の自動ドア”。近づけば勝手に開き、お金が出ていきます。
でも、だからこそ一度立ち止まって、「これって本当に必要？」**と見直すだけで家計に大きな変化が起こせるのです。

我慢の連続になりがちな変動費よりも、まずは手間が少なく効果が続く固定費から。
無理なく、ストレスなく、節約効果を感じたいなら、ここがスタートラインです。

「節約って苦手…」「自分にできるかな…」という方こそ、最初の一歩に固定費の見直しをおすすめします。
これはまさに、コスパ最強の家計メンテナンス。

引き続き「お金の教習所」で、**“家計の運転技術”**を一緒に磨いていきましょう！