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最近よく聞く「イデコ(個人型確定拠出年金)」、
「節税になる」「老後資金にいい」と言われますが、実はちょっとした落とし穴もあるんです。
結論から言うと――
🔵 まずは新NISAを優先!
イデコは“出口”の扱いが難しいので、使うなら仕組みをよく理解してからにしましょう。
✅この記事でわかること
- 「イデコ=最強の節税」は誤解?
- イデコと新NISAの違いを比較
- なぜイデコは“出口”が難しいのか
- 使っていい人・やめたほうがいい人
- 教習指導員パパのおすすめ順
❌イデコ=最強節税ツール?それ、ちょっと危険かも
✅Point(結論)
イデコは節税になる制度だけど、60歳まで引き出せない&受け取り時に課税されるというクセがあります。
だから、資産形成はまず新NISAから始めるのが安全です。
✅Reason(理由)
たしかにイデコは毎月の掛金が所得控除され、所得税・住民税が安くなります。
さらに、運用益も非課税と聞けば「最強の制度じゃん!」と思うかもしれません。
でも、問題は“出口”です。
- 60歳までは原則引き出し不可
- 60歳以降に受け取るときは退職金や年金と合算されて課税対象に
- 一括で受け取ると、退職金とぶつかるリスクあり
- 年金形式で受け取っても、毎年課税される手間が…
一方の新NISAは、いつでも売却OK・非課税で受け取れるので、圧倒的に自由度が高いんです。
✅Example(具体例)
たとえば会社員のAさんが、30年間イデコで月2万円積み立てて60歳になったとします。
- 一括で受け取ると、退職金と合算されて所得税の負担が大きくなるケースも。
- 分割して「年金形式」で受け取れば、毎年の所得に加算されて住民税や保険料がアップすることもあります。
「節税のためにやったのに、なんで受け取るときに税金取られるの…?」
こうなってしまっては本末転倒です。
📊イデコと新NISAのちがいを比較!
項目 | イデコ | 新NISA |
---|---|---|
節税効果 | 所得控除+運用益非課税 | 運用益のみ非課税 |
引き出し | 60歳まで不可 | いつでもOK |
年齢制限 | 原則20歳〜65歳未満 | 誰でもOK(成人) |
金額上限 | 月1.2〜6.8万円 | 年間360万円(成長投資枠) |
受け取り時 | 課税あり(控除を使えるが注意) | 非課税・自由に使える |
🧑🏫イデコはこんな人におすすめ!
✅ 毎月の家計にしっかり余裕がある
✅ 会社の退職金が少ない or ない
✅ 60歳までお金を使う予定がない
✅ 将来の年金を少しでも厚くしたい
⚠️イデコを急いではいけない人
❌ 新NISAのつみたて枠(年120万)がまだ埋められていない
❌ 成長投資枠(年240万)を使う余裕がない
❌ 今後転職や独立予定がある(手続きが面倒)
❌ 急な出費が心配で、資金をロックしたくない
✅まずは「新NISAをどこまでやったか」で判断しよう
🔑 目安としては、
新NISAのつみたて投資枠を満額使えるようになったら、イデコを検討
さらに余裕があれば、成長投資枠も使い切ってからがベストです。
🚦まとめ|教習指導員パパの教え
イデコは「節税だからとりあえずやる」制度ではありません。
ライフプランや受け取り時期の見通しがある人だけが、うまく活用できる制度です。
👉 教習所的ステップはこれ👇
① 家計の黒字化 → ② 生活防衛資金 → ③ 新NISA → ④ イデコ(必要なら)
🚗 次の教習ステップはこちらから!
👉 【2025年最新版】新NISAの使い方|最初にやるべきはコレ
👉 生活防衛資金っていくら必要?まずはここから!
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