💵【第1段階】〜保険編〜
こんにちは、教習指導員パパが運営する【お金の教習所】へようこそ!
今回は「保険」について学ぶ教習です。
ここでは、”資産のゴールド免許”を目指すあなたが、安全に・ムダなく進めるようにサポートしていきます。
もし突然、入院や手術が必要になったら…「医療費が高すぎて払えないかも」と不安になりませんか?
実は、日本の公的保険制度はとても優秀で、正しく使えばほとんどの医療費はしっかりカバーされます。
今回は、入院や高額医療費に対する公的保険の仕組みと、「先進医療って実際どうなの?」という気になるポイントについても、やさしく解説します。
入院すると、どんなお金がかかるの?
まず、入院にかかる費用の内訳を見てみましょう。
- 診察・検査・手術代(健康保険の対象)
- 差額ベッド代(希望で個室などにすると発生)
- 食事代(1食460円程度)
- 日用品・テレビカード代・交通費など
すべて合わせると高く感じますが、実はここから健康保険で7割がカバーされるんです。
健康保険で「3割負担」に!
私たちは多くの場合、会社員や自営業でも公的な健康保険に入っています。
そのおかげで、医療費の自己負担は原則3割。たとえば100万円の手術を受けても、実際に払うのは約30万円ほどです。
高額療養費制度でさらに安心!
さらに助かるのが「高額療養費制度」。
これは、1ヶ月の医療費が高額になった場合、所得に応じた上限額を超えた分が払い戻される制度です。
例えば、年収約500万円の人なら、自己負担の上限は月におよそ8万円前後です。それを超える分はあとで戻ってくるんです。
ただし、払い戻しには手続きが必要なので、「限度額適用認定証」を事前に取得しておくと安心です。
「先進医療=最高の治療」じゃない?
ここで注意したいのが「先進医療」。
テレビやネットでは「最先端で効果が高い!」と紹介されることもありますが、実際には保険が効かない治療です。
私がある医師から聞いた言葉が印象的でした。
「標準治療こそが、今ある中で一番良い治療なんですよ。」
つまり、先進医療は“研究段階”や“試験中”のようなもの。効果や安全性が広く確認されていないからこそ、公的保険の対象外になっているのです。
もちろん、希望すれば自費で受けることはできますが、決して「誰にでも最適」ではありません。
結局、どこまで公的保険で守られているの?
- 入院・手術:健康保険で7割カバー
- 高額医療費:高額療養費制度で自己負担は月数万円に
- 先進医療:原則自己負担。ただし利用者はごく一部
このように、日本の公的保険制度は「もしもの医療費」への備えとしてかなり頼れる存在なんです。
民間保険は必要なの?
もちろん、不安が強い方は民間保険に入るのも選択肢のひとつです。
でも、公的保険の内容を知らずに、毎月何千円・何万円も保険料を払い続けているとしたら……ちょっともったいないかもしれません。
まずは仕組みを知ること。それが最大の備えです!
まとめ
- 入院費は思ったより高くない。保険で7割カバーされる
- 高額療養費制度で、自己負担には上限がある
- 先進医療は「最高」ではない。標準治療こそが信頼の証
- まずは公的保険+貯金で、必要な備えはできる!
最後に|あなたへの問いかけ
あなたは「もし入院したら…」の備え、できていますか?
公的保険を知っているかどうかで、安心感は全く違います。
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