投資も節約もしているのに、なぜかお金が貯まらない……。
そんな悩みを抱えていませんか?
実はそれ、「支出の見える化」ができていないことが原因かもしれません。
これは、資産形成のいわば「教習原簿」。
いきなり投資に走る前に、自分の家計の状態を知ることが先なんです。
今回は、面倒くさがりな僕でも「やってよかった!」と実感した
支出の見える化の効果と、始め方をお伝えします。
支出が見えないと、お金は貯まらない

- 投資信託もNISAもやってる
- 節約も頑張っている
それでもなぜか、お金が残らない……。
そんな人に共通するのが、
「今どこにお金が流れているのか」を把握できていないことです。
これは、車でいえば
スピードメーターも燃料計も見ないで走っているようなもの。
いくらハイブリッド車でも、いつかガス欠になります。
「見える化」でムダが浮き彫りに
僕自身、最初はこう思ってました。
「だいたい把握してるし、家計簿なんていらないでしょ」
でも一度、支出をざっくり洗い出してみたら…
- コンビニのレシートが山積み
- 使ってないサブスクが5つも
- クレカ明細に「使った記憶のない支出」
思わず言いましたよ、
**「これ、魔法じゃん……」**って(笑)
見えなければ、止められない
人間の記憶って、けっこうあいまいです。
- 「今月、そんなに使ってない」→ 外食+コンビニで1万超え
- 「サブスク2つだけ」→ 実際は5つ以上
- 「5万円以内におさまってる」→ 実際は7.5万円(しかも何に使ったか不明)
見えない支出は、ムダとしても気づけない。
だから、当然止められない。
「貯まらない」の正体は、“見えない支出の集合体”
お金が貯まらない人の多くは、
大きな失敗をしているわけではありません。
気づかないムダが、じわじわと財布からお金を抜いていくだけ。
逆にいえば、
見える化するだけで、お金の流れは劇的に変わります。
完璧じゃなくてOK。まずは1〜2ヶ月だけ
「家計簿」と聞くと、面倒に感じるかもしれません。
でも最初は、
- どのカテゴリーに
- ざっくりいくら使ってるか
これを書き出すだけでOKです。
方法もなんでもOK:
- 紙
- メモアプリ
- 家計簿アプリ
- エクセル
- 通帳やクレカ明細のチェックでもOK
完璧じゃなくて大丈夫。始めることが一番大事です。
「気づき」があれば、自然とお金が残るようになる
実際に僕が「見える化」をやってみて感じた変化がこちら:
- 使っていないサブスクを即解約
- 無意識のコンビニ利用が激減
- スマホプランを見直して年間2万円以上の節約
特に頑張ったわけじゃありません。
「もったいない」と気づいただけ。
それだけで、行動が自然と変わりました。
我慢じゃない。「問い直す」だけでいい
支出の見える化=削ること、と思いがちですが、
最初は我慢しなくてOKです。
目的は、「自分のお金の使い方を知る」こと。
その上で、自分にこう問いかけてみてください:
- これは本当に必要な出費?
- 楽しんでいる支出?
- 他に安い選択肢は?
この「問い直し」こそ、家計改善の出発点です。
まとめ|「支出の見える化」は資産形成のエンジンキー
資産形成における**“基本の基”**が、支出の見える化です。
これは例えるなら、
自動車教習所の「教習原簿」。
いきなりテクニックを教わる前に、
まずは自分のクセや状態を知ることから始めますよね。
資産形成もまったく同じ。
「支出の見える化」こそが、エンジンキー。
これを回さずに走り出すことはできません。
最後に|「お金の教習所」で一緒に“安全運転の資産形成”を
お金の教習所では、
実体験をもとにした、誰でも始められる資産形成の話を発信しています。
- 今からでも遅くない
- 小さな「気づき」で、未来は大きく変わる
そんなメッセージを、これからも届けていきます。
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